心配するな。ただの幽体離脱だ。

バーコードファイター (上) (fukkan.com)

バーコードファイター (上) (fukkan.com)

バーコードファイター (下) (fukkan.com)

バーコードファイター (下) (fukkan.com)

BBさんにメッセでボーダーブレイクの説明を受けていたとき、
ちらっとバーコードバトラーの話がでました。
思わず懐かしさがこみあげてきて買ってしまいました。


小学生当時リアルタイムで僕もこの作品を読んでいたのですが、
バーコードファイターを語る上ではずせないのはヒロイン・有栖川 桜(表紙の娘)でしょう。

黒髪ロングで前髪パッツン、天然ボケでおっとりしたヒロインなのですが、連載途中で実は男であることが発覚します(しかもだいぶ話を重ねた後で)。
桜が男と発覚した影響は、彼女に一目惚れしていた主人公のライバルの精神を崩壊させただけでなく、
コロコロコミック読者のいたいけな少年を四日も寝込ませたり、あるいはこれがきっかで女装美少年モノにはまるという道を外した人までだしたという話もあります。合掌。


この漫画の基本設定は、電話回線で全国のゲームセンターが結ばれていて、仮想現実世界のなかロボットに乗って戦う、というものです。
仮想現実世界、というのは90年代前半の当時の小学生にとってはまだ目新しいジャンルで(かの恐竜惑星は93年放送)、しかも電話回線を通じて全国のプレイヤーと戦闘ができることに、子どもだった僕は物凄く未来を感じたものです。


いまやゲームセンターがネットで結ばれているのは当たり前ですし、家庭用ゲーム機ですらオンライン対応はごく当然。
僕の好きなアーマード・コアをとってもHD画質で5.1ch対応(アプデ対応ですが)、と臨場感溢れるゲームが個人で用意できる範疇で楽しめます。
思えばゲーム技術もずいぶん遠くに来たもんです。
PS2がでたときも「これが15台あれば無人攻撃機が飛ばせるのでイラクフセインが密輸している」なんて話が新聞に載るほど高性能ぶりが喧伝されたもんですが、
それすら上回るPS3がでて、それもそのうち陳腐化するという。
技術の進歩はすごいですね。