ひさしぶりの

ちょっと前に粘菌さんのところでクワガタの話がでていて、それを見て以来、また飼育したいなー、と思ってました。
新年になんかしたいのともあいまり、クワガタ再開しました。



アンタエウスオオクワガタです。
比較的大型化し、重厚な外見から一時期かなりの人気を誇っていました。
アンタエウスは棲息地によって変異が見られます。亜種わけはされていないので、地域変異というやつですね。
ヒマラヤ/東インドから西ミャンマー/ インドシナから中国/マレー系の4つの個体群があるといわれています(ちょっと前までは3つだったような気もします)。
写真はマレー系で、ゲンティンハイランド産のF2個体(累代飼育の2代目)になります。
マレー半島にあるゲンティンハイランドは高標高の地ですので東南アジアながら、かなり涼しいところだそうです(年間の気温は14〜25℃)。
聞いた話ですと、首都からわずか1時間という利便性と、過ごしやすい気候から、リゾートとして人気の地でカジノやゴルフコースまであるとか。周辺にはなんと100万年前の熱帯雨林がそのままの形で残っているそうです。
かようにアンタエウスは山地性の種ですので、高温が厳禁です。日本のオオクワガタと違い、低温多湿での飼育が推奨されています。
冬場は爬虫類のためにオイルヒーターが24時間稼動し、30度弱ある僕の部屋ですとちょっと暑いですね。
現在廊下に置いています。もう羽化後半年以上経過し、成熟している個体ですので、さっそく産卵セットを組んでみようと思います。


あ、ちなみに高温が苦手なフェレットは、温度計をあちこちにおいて、比較的涼しい場所にケージを置いてあります。
僕はサーキュレーターを使用していないので、オイルヒーターの輻射放熱ですとかなり室温にムラがあったりします。部屋の上方と床付近では、4℃前後違ったりするのもざらですしね。
ですのでラックの最下段にある蛇のケージには、別途暖突をサーモ付きで設置しております。