押井監督いいこといった


作家の伊藤計劃によれば、人は覚悟でなく愚鈍と慣れによってなんとやら、と述べたのはかの押井監督だそうです。
地震と今でも続く余震、巨大すぎる大津波、楽観論と誤謬により人災の面を強めていった原発問題のなかですら、日常を取り戻したかのように見える日本はまさにこの言葉通りだったりするんでしょうか。


もはや並大抵の揺れではなにも感じなくなった最近、僕の警戒心とか恐怖心とかいったものは確実に鈍磨しております。