未知との遭遇

レンズを通して見ると僕の机の上はすごいごちゃごちゃしてるな……。






ということで椅子に座って読書タイム。
僕は昨日の写真に写ってるソファよりも、こっちの写真にちらっと写ってる椅子に座ってることが多いです。
下手したら仕事終わって帰宅してからずっといたりします。

青い星まで飛んでいけ (ハヤカワ文庫JA)

青い星まで飛んでいけ (ハヤカワ文庫JA)

以前SFアンソロジーで読んだ話が面白かったので購入。
単行本としては初の小川一水の小説です。
いわく「未知なるものとの出会いを綴った」短編集。
滅亡した地球人類によって生み出され、宇宙を未知と遭遇するために旅する機械知性群エクスを主人公とした表題作(これを以前読んだんです)。
閉塞した空間から広大な世界へと飛び出すことを夢見る少年少女の物語「都市彗星のサエ」、肉体的制約を超越し高次の存在となった人類と異性人との交流を描いた「静寂に満ちていく潮」、情報生命体に自らを変換し全能へと達した転算人類が侵略者と戦う「守るべき肌」他合計六編の小説が収録されています。


一番興味を惹かれた作品である「青い星まで飛んでいけ」がやっぱり一番面白かったです。
他作品もこんな作風なら、ちょっと小川一水という作家に興味がでてきました。