砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない

リンク先の唯朱さんに勧められて、先日アリーヤヒトラーの秘密図書館といっしょに買いました。


小説として設定が雑だという意見もあるみたいですけれど、説明不足も強引な展開も含め、すべてこの話はある種の寓話なのだと感じました。
作中、主人公のなぎさのいう「子どもたちは皆兵士なんだ」という言葉と、最後の「(子どもたちの放つ)砂糖菓子の弾丸では世界と戦えない」という言葉が、実に印象深いです。